2012年1月27日金曜日

これでバッチリ!DR/BCP案件の特効薬

ソフトバンクBBでセミナーを開催します。
2012/1/27 と 2/28です

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https://softbankbb.smartmarketing.jp/public/seminar/view/342

これでバッチリ!DR/BCP案件の特効薬

~DR/BCP提案に役立つ福袋付き~


2012年1月26日木曜日

Pass-Through Diskをレプリケーションセットした場合、相手側SSVサーバのDisk Poolの消費量は?

既存のサーバ-ストレージ環境があり、そのストレージシステムのデータを災害対策用のDRサイトにレプリケーションしたというニーズがあります。

つまり既存のディスクアレイを活用して、今のホスト-ストレージ環境におおきな変更を加えずに実装できないかという要望があります。

そのような場合に、SANsymphony-VストレージハイパーバイザーのPass Through Diskという機能が有用です。

※SSV=SANsymphony-V

その実装の過程で質問があったのですが、

Q. 既存のストレージのLUNを本番サイトのSSV1号機でPass-Through Diskでvdisk化します。
 このvdiskを
レプリケーションセットした場合、DRサイトに設置した相手側SSV2号機でのDisk Poolのアロケーション容量はどうなるか?

A. 例えば既存ディスアレイのLUNが10TB、”ブロック”使用量が5TBとします。
 レプリケーションセットするとSSV2号機のDisk Poolからは5TBのアロケーション容量になります。

注意点)
ここでブロックと強調したのは、例えばファイルシステムとしては5TBを使用している認識でも、過去に7TBまで使用して、2TB削除した場合、ブロックレベルでは7TB使用していることになります。従ってこの状況でパススルーをしてレプリケーションするとDiskPoolからは7TBのアロケーションが必要になります。
余分な
2TBのアロケーションを防ぐためには
パススルーの事前に、ファイルシステムに対して
”0書込WindowsであればSdeleteコマンドなどを使用)をすることが有効です。