(当然SANsymphony7もPSP3が出ました)
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既存のリビジョンからアップグレードする際はリリースノートなどを見てアップデート手順の確認を確実にして下さい。
また、PSP3からNMVプールに参加するディスクはWindows上で初期化の際にMBRではなくてGPTにする必要があることも注意点です。FAQ1313にこの詳細が記載されています。
PSP3からはバックエンドディスク、つまりプールに参加できるディスク(LUN)もPSP2までの2TBの制限がなくなり1PBまでのディスクをプールに入れることができます。
(1PBのLUを作れるディスクアレイなんて2010年1月時点では存在ませんが...)
つまり、1PBのLUをサーバに渡せるストレージはデータコアが世界初!
Virtual Volumeのプロパティで1PBを指定した様子

※ALUAの設定もVirtual Volumeのプロパティからチェックボックスを有効にすることで可能です。
(ALUAについては後日、更にブログで紹介します)
1PBのVirtual Volumeをマッピングした様子

Windows Server 2008から1PBのディスクを認識した様子

但し、Windows Server 2008の64bitではOSの制限で最大256TBまでのパーティションになりますのでご注意ください。 また、VMware vSphere4では2TBより大きいサイズのLUNを認識できないので今後の拡張を待つ必要がありそうです。
※2TB以上のバーチャルボリュームを使用する場合の注意点はNPP(Non-Page Pool)システムメモリを消費するサイズが大きくなります。 詳細はTechnical Bulletin7を参照ください。