2009年8月17日月曜日

AIMのデスティネーションボリュームをオンラインに

AIMのセット組んだ後に、AIMデスティネーションボリュームのスナップショットを取得してデータを確認したら、うまく取得できてないということを経験するかもしれない。


そこで確認してほしいのが
AIM Destination volume に登録したVvol(仮想ボリューム)が "オンライン" になっているか確認してほしい。
(実はSSY6.0/SMY2.0とWin2k3の組み合わせでは不要な操作なのですが...)


Windows2008のサーバマネージャー -> 記憶域 -> ディスクの管理
で当該VvolがAIM Destに登録された際に表れる。
これを オンライン 且つ 初期化しない
状態にする必要がある。

2009年8月8日土曜日

ストレージサーバ間をファイバチャネル直結でミラーパスを構成する

よくある構成です。

SMYをインストールするとDataCoreドライバが自動でインストールされて、FC HBAがターゲットモードとして動作するから成せるワザ。


ただし、Emulex-Emulexで直結すると問題があることがあります。

Qlogic-Emulex または Qlogic-Qlogicであれば問題はありません。



テスト環境だとアプリケーションサーバ - ストレージサーバ 間をFC直結することもあると思います。
同様にEmulex(SMY上)-Emulex(アプリケーションサーバ上)だとSMYから渡しているディスクが認識できない(=デバイスマネージャー上のディスクに表れない)ということがあります。
上記と同様の問題が起因していると思われます。

2009年8月6日木曜日

NMVプールの最大管理容量とSAUの関係

SAU(ストレージ アロケーション ユニット)のサイズによってプールの最大容量が変わってくる。

SAUサイズ  プールのサイズ
4MB 16TB
128MB 512TB

つまり管理テーブルとして4,000,000あるので、
 SAUサイズ * 400万
でプールの最大サイズが計算できる。


因みにSAU(チャンクと表現されることもある)とはプールに参加するディスクリソースが初期化されたときに細分化される単位。
シン・プロビジョニング機能を使用する場合この単位で消費されていく。(別な言い方をすると、当該仮想ボリュームに割り当てられていく)


SAUはディスクのブロックから構成されており、小さなブロックIOがSAUを全て占有するわけではないことに注意。

2009年8月5日水曜日

SANsymphonyの下にSANmelodyをつなげた場合の管理容量は?

もし、SANsymphony(SSY)に接続するストレージとしてSANmelody(SMY)を接続したらどうなるの?


「大体そんなことできるの?」
  ->  できます


「SMYですでに管理容量に対してライセンスを払っているのにSSYにLUを渡すことで二重に費用がかかる気がするんですけど...」
  - > 実はSSYがSMYからディスクをもらった場合、SSY上での管理容量としての容量に換算されません


何だか、裏技っぽい感じのする内容ですが上記のとおりです。



因みにSSYには8TB、16TB、無制限の3種類のライセンスがあります。

2009年8月4日火曜日

WindowsのCAL数は?

DCSAのトレーニング中に頻繁に尋ねられる質問でもあります。
SANsymphony(SSY)やSANmelody(SMY)、そのものではないですが、


今日現在はマイクロソフトにお尋ね頂くのがいいと思います。
MSのサイトにはWindows Server 2008におけるCALについての説明が下記にあります。
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/client-licensing.mspx

2009年8月3日月曜日

SANmelody3.0 update1のインストールについて

2.0の時代はPSPとかUpdateはベースのインストールの上に被せるようにインストールする必要があったのですが、3.0から完全に違います。



最近、Update1がリリースされましたがこのバイナリからいきなりインストール可能です。
既にSMY3.0がインストールされている場合は、

Update1のsetup.exeをクリックすると
 アンインストール(その際に構成情報が自動で保存されます)
されて、もう一度
 setup.exerをクリックしてインストール
という手順になります。