2009年12月21日月曜日

仮想化デスクトップ構築講座

おかげさまで、データコアのトレーニングには沢山の方々にご参加いただき、DCSA、DCIE取得者も増えてまいりました。仮想化分野はこれからも発展する分野として、今後もエンジニアの方々のトレーニングが必要となるかと思います。データコアでは引き続き、ストレージの仮想化を皆様にご理解頂くため、トレーニングを継続してまいりますので、よろしくお願いいたします。

ところで、弊社とお取引いただいているネットワークデザイン株式会社様より、最近はやりのデスクトップ仮想化に関するトレーニングのご紹介をいただきました。短期集中型で価格もお手ごろとのことでした。今後、VDIも普及の兆しを見せており、ご興味のある方は下記をご覧の上、ネットワークデザイン様にお問い合わせください。「デスクトップ仮想化」「ストレージ仮想化」双方のトレーニングを受講いただき、両者を組み合わせたソリューションを是非研究してみてください。

仮想化デスクトップ環境構築 入門コース1日凝縮講座 http://www.networkdesign.jp/education/academy-mypchandson-beginner.html
仮想化デスクトップ環境構築 ベーシックコース1日凝縮講座 http://www.networkdesign.jp/education/academy-mypchandson-basic.html
仮想化デスクトップ環境構築 実践コース1日凝縮講座 http://www.networkdesign.jp/education/academy-mypchandson-advanced.html

2009年12月16日水曜日

iSCSIでミラーチャネル(ミラーパス)を設定するには - その2

FAQ1206にその詳細があります。
サポートサイトへのログオンアカウントがないと見ることができない情報です。


この情報はSANmelody2.xとSANsymphony6.xに関する情報になります。


iSCSIのタイムアウト値を60secから30secに変更することが推奨です。
これはDCIEのトレーニングでも設定するように促しています。
一般的にWindowsではディスクのタイムアウト値は60secですが、ミラーパスはそれよりも早くリンクダウンを検出したいというのが背景にあります。

まずはデータコアのサイトから
 DcsInstallTasks.exe
をダウンロードします

コマンドプロンプトから
DcsInstallTasks sanmelody base iscsitimeout
と実行します

もしSANsymphony環境なら
DcsInstallTasks sansymphony base iscsitimeout
です



余談ですが
ミラーパスはやはりファイバーチャネルが強い推奨です!

2009年11月18日水曜日

SANmelody3.0で1.17GB/sを見ました!

データコアではあまりパフォーマンスの話題をメーカーとして提供しないのですが...
(サーバ構成、バックエンドディスクの構成によって変わるため)

一昨日、訪問したお客様のパッケージシステムでパフォーマンス検証をされていて、あまりにも感動的なパフォーマンスを表示していたのでアップしました。


512バイトという小さなブロックのシーケンシャル書込で 100,000 iops
64kバイトという小さなブロックのランダム書込で     1.17GB/s
を叩きだしていました。はやい!

128kB シーケンシャルリード 90,000 iops 1.17GB/s
128kB ランダム    リード 90,000 iops 1.17GB/s
シーケンシャル、ランダムでもほぼ変わらない?!

64kB ランダム 書込 1.17GB/s
1MB ランダム 書込 1.17GB/s
ブロックサイズが変わってもほぼ同じスループット?!


因みにざっと環境ですが
バックエンドディスクは
 3GbpsのSAS接続、SAS 12ドライブ
SMYサーバは
16GBメモリ搭載、フロントエンドには8Gbps FCを2本
IOをかけたアプリサーバは
 IBM System x3850
という感じです。


詳しいことを知りたい方にはこのパートナーさんを紹介します。

私が感嘆したのはバックエンドディスク3Gbp SASでもSMYを挟めばこんなにすばらしいパフォーマンスを出すことです。

2009年11月17日火曜日

1PBの仮想ディスクを認識させました

現行のSSY(SANsymphony)、SMY(SANmelody)でも1PBのバーチャルボリュームが年明けにサポートされるという開発計画は聞こえており、パートナーさんにもその旨を伝えてあります。


が、次期製品であるSANsymphony-??(正式名称はまだオフレコです)のα版のバイナリで1PBの仮想ディスクを作成してみました。
GPT変換すればWin2k8上から1ボリュームで1PBを認識しています!!
んんん、感動的です。



α版を評価してフィードバックできるプログラムを実施しております。興味のある方は
データコアに一報ください。
datacore-japan-sales@datacore.com
どしどし募集しております!

2009年11月16日月曜日

プールの容量管理とプール内ミラーのステータス

SP2(SANmelody 3.0.2)になってから
"Pools Performance"というGUIが追加されました。
SANsymphonyでは以前からあったGUIです。

このGUIで確認できるのは
1. プールの空き容量、使用量、しきい値までを視覚的にわかる
2. PSP2から搭載されたプール内でのディスクミラーのステータスがわかる
 - raw ディスクのミラーの進行状況
 - ミラーの関係の情報
 - ミラーの構築/リカバリの状況

-メニューへのアクセス


-Pools PerformanceのGUI

2009年11月13日金曜日

PSP2のリリースでSANsymphonyに近づきました

データコア・ソフトウェア SANmelodyの機能を大幅強化
―冗長性の強化と仮想ストレージへの容易な移行を実現―
http://japan.datacore.com/pressroom/pr_091105.asp



このリリースはSANme
lody3.0のPSP2で5つの大きな機能強化がされました。 どれもこれもこれまではSANsymphonyのみでの機能でした。


1. プール内のディスクをミラー - お引っ越し機能
 
プール内にあるディスクをミラーさせることができます。ソフトウェアRAID1みたいな感じです。
 
用途としてはアプリサーバやバーチャルボリュームに影響を与えることなく、Melody配下で管理されているディスクアレイをオンラインで引っ越しできます












2. ミラーパスの冗長化(FCのみ)  
これまではミラーボリュームごとにパスはひとつしかありませんでした。仮にミラーパスが複数本、SMY間に結線されていても任意のパスのひとつを選ぶだけでした。ミラーしたボリュームが複数あれば、ミラーパスの負荷分散でしかなかったのですが、PSP2からミラーパスも2重化させることができます









3. プ
ロキシボリューム - 既存ディスクのお引っ越し  
例えば既にUFSなどのファイルシステムでフォーマットされているディスクアレイをSMY配下に接続して、一度SMYでカプセル化、ラッピングされてバーチャルボリュームとして、今使っていたUNIXサーバに当該ボリュームをマップしてみせることができます。
 用途は既存ディスクアレイからの引っ越しです。Melody配下で管理されれば、スナップショット、HAによるミラーボリューム、AIMによる非同期IPミラーなど好き放題にデータ移行ができます


4.
リカバリプライオリティ - リカバリの優先順位  
HA構成でミラーボリュームが10個あるとします。
さて、片ノードのディスクアレイに障害あって、全部リプレースされたとすれば、フルリカバリでもミラーが必要です。さて、どのボリュームから優先的にミラーの状態に回復してヘルシーになって欲しいか。データの重要性は重みがあるので、きっとDBは先に、メールは先に、ファイルサーバは後からなど優先順位がお客様によって違うと思います。



















5. スナップショットグループ

スナップショットはこれまでスナップショットセットを組んだ当該ボリュームに対してのみにアクションしかできませんでした(例えばEnable、CI、IU、SUなど)。スナップショットセットをまとめてひとつのグループとしてグループコマンドして同時にEnable、CI、IU、SUなどが実行できるようになりました。  
用途は例えばデータベースなどではデータベースを構成するモジュールが複数のディスク(ボリューム)に保存される構成が組まれます。スナップを取りたいときはそれらをまとめてオペレーションしたいなどありますので、このグループ機能がとても役に立ちます。

2009年11月12日木曜日

管理容量の考え方

SANmelodyではサーバごとにその配下に管理される容量でライセンスを購入することになります。
例えば、SANmelodyをHA構成で導入したい。それぞれのMelody配下に2TBの物理リソースを管理したいならば
 ES3(2TBの物理リソース)
を2本必要とします。
SANmelodyサーバ1には 2TBの物理リソース
SANmelodyサーバ2には 2TBの物理リソース


ところでSANsymphonyでHA構成をする場合はリージョンワイドでの管理容量になります。
例えば8TB管理と16TB管理できるラインセンスを購入した場合、都合24TBになるので
 SANsymphonyサーバ1には 12TBの物理リソース (こちらには8TB管理のライセンスがある)
 SANsymphonyサーバ2にも 12TBの物理リソース (こちらには16TB管理のライセンスがある)
という構成が組めます。


つまりSANmelodyでHA構成(パートナ)を組んでも管理容量はシェアできないですが、SANsymphonyでは管理容量がシェアされることになります。
(SANsymphonyではリージョン内に一台でも無制限容量ライセンスがある場合、すべてのノードでUnlimitedのライセンスを購入する必要があります)



因みに管理容量としてカウントされるのはSANmelodyやSANsymphonyの管理下に入るタイミング、一番単純なのはプールにディスクをアサインした瞬間からともいえます。(またはパーティションボリュームをProtectした時から)
従って、上記のSANmelodyサーバのES3の例でみると、
 SANmelodyサーバ1に物理的に10TBぐらいディスクの管理から見えていても構わない。
 単にプールにディスクリソースを2TBまでしか参加させられない
ということです

2009年11月6日金曜日

次期製品はSANsymphony-??

データコアではネイティブ64bitでコーディングされたストレージ仮想化ソフトウェアを開発中です。
リリース時期は未だ明らかにはなってはいないのですが...



開発コード名はVirtuoso(イタリア語が語源のようで、その意味は(芸術の)名人,大家,巨匠,(特に音楽の技巧上の)名手と辞書にありました)。

製品名はSANsymphony-(ここにアルファベットが一文字)になりそう。



ここから本題なのですが、データコアでは新製品の使用性、使用感を評価して頂ける人柱を募集します。
日本人の鷲の目で事前に評価頂いて製品にフィードバックを反映するプログラムです。
コミュニティ・テクノロジー・プレビューというプログラム名でで期間は今日から年末まで。


もし、興味があれば是非、データコアに一報ください。
datacore-japan-sales@datacore.com
どしどし募集しております!

2009年10月28日水曜日

VIFからFeaturePackへのアップグレード

SANmelodyにはエントリーとしてのライセンス
 VIF     16万円 (2009年10月28現在の定価) iSCSIとシンプロビジョニング
 VIF Plus  40万円 (2009年10月28現在の定価) VIFにスナップショットとFCオプションが付く 
があります。
これらは、HA(SANmelodyサーバを2台おいて、ボリュームをミラーリングする機能)とかDR(AIMとデータコアで呼ぶ機能)ができません。
オプションで足すこともできません。


シングルメロディーとも言える構成しかできず、まずはストレージの仮想化を始めてみようという意味合いが強いライセンス。


もし、VIF(またはVIF+)からFeature Packへアップグレードするのであれば、何と上位のライセンス(ES1-ES2,VS1-VS5)に差額でライセンスはアップグレードできる。お得!


正し、気をつけなければいけないことがある。
それは同じライセンスキーを引き継ぐようにFeaturePackのライセンスを発行してもらうように手配すること。
(そうすれば、既存のPoolやVolumeなどを残して維持したままアップグレードが可能)

そうでないと、システムを作り直しになってしまう...

2009年10月27日火曜日

アプリサーバでの認定マルチパスソフト

アプリサーバでサポートされるマルチパスソフトは何かという問い合わせが多くなってきました。


FAQの283番であるQualified Lists(認定リスト)内に詳細があります。
http://datacore.custhelp.com/cgi-bin/datacore.cfg/php/enduser/std_adp.php?p_faqid=283

「Application Server Software」という欄のPDFファイルを確認ください。
常にこちらの情報が最新です。

このFAQ#283のページの下の方にある "Notify Me by Email if this Answer is updated" をクリックして最新の情報が常に通知されるようにしておくのがお勧めです。



例えば、
RedHad LinuxとSANmelody(またはSANsymphony)を接続してマルチパスを使いたい場合ですと
 - Veritas Volume ManagerのDMP
- Qlogic(HBA)が提供するFail Overソフト
 - OS標準の Device Mapper
がサポートされています。
日本の現場のSEの経験によると、やはりOS標準の Device Mapperがお気に入りのようですね。
QlogicドライバですとリンクのビームがあるかどうかFail Overのトリガーになるようです。
で、あればディスクの生き死にまでを見るマルチパスドライバソフトがいいのはお察しの通りです。


蛇足ですがPDFには
SANmelody3.0やSANsynphony7.0の表記がないとビックリするかもしれません。
よくよく表の上を見ると最低要件、英語でMinimum Requirementsと記載されています。

2009年10月26日月曜日

日本で実績のあるクラスタソフトウェア

DataCoreのSANmelodyやSANsymphonyを共有ストレージにした環境で上位のアプリサーバでクラスタの実績がありますかと最近質問を受けます。


はい!あります。
下記は私が把握している日本やワールドワイドで実績のあるサーバクラスタソフトウェアです。


Microsoft MSCS
Oracle RAC
LifeKeeper
VMware HA
Notes Cluster(ドミノ)
Novell Cluster service
VCS
HP MC/ServiceGuard

上記に記述されていないクラスタソフトウェアについてはデータコアの営業までお問い合わせください。^^;

2009年10月22日木曜日

ご来場御礼

昨日、一昨日と行われました、VMware社主催Virutalization Forumではたくさんの方々に弊社ブースへとお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。イベント全体も好評でしたが、私共のブースもおかげさまで盛況に終わることができました。ストレージ仮想化の波も着実に広がっていると感じております。お立ち寄りいただきました皆様、誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

2009年10月15日木曜日

VIRTUALIZATION FORUM

10月20日、21日の両日、グランドプリンスホテル赤坂でヴイエムウェア社主催、VIRTUALIZATION FORUM2009が開催されます。データコア・ソフトウェアも出展いたしておりますので、是非お立ち寄りください。展示コーナではOnLineでのデモなどもご用意し、また20日の15時35分からはミニシアターでのセッションも行います。皆様のお越しをお待ち申し上げております。
http://info.vmware.com/content/apac_jp_vf09_lp?src=www_09Q3VMW_VFORUM_JP_whr&ossrc=www_09Q3VMW_VFORUM_JP_whr&elq=WWW_09Q3VMW_VFORUM_JP

2009年10月14日水曜日

SANmelodyのGUIであるMMCを起動するときに常にReadOnlyモードに

GUIを立ち上げる時やApplyを実行した後では必ずRead Onlyのアクセス権(管理権)にする表向きの技があります。

レジストリに以下のキーを追加するだけです。


32bit OSであれば場所は
 ‘HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\DataCore Software' の下に
64bitOSであれば場所は
 ‘HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Wow6432Node\DataCore Software' の下に


追加するキーは
 REG_DWORD(32ビット値)(D)
 名前は ReadOnlyLockMode (大文字小文字に注意!)
 データは 1 (10進数(D) または 16進数(H)のどちらでも可)
です。

このキーの追加後はコンピュータの管理を一度閉じてあげなおしてください。



どんな時に使用したくなるかというと
- HA構成を組んである場合で、操作をSMY間で行ったり戻ったりする場合
 ReadOnlyにする手間が省ける
- DataCore VSSを使う場合
 DataCore VSSをインストールしたサーバからDcsVssAdminを実行するために
 SMYサーバで必須となる設定
- CitrixのStorageLinkと組み合わせて構成する場合
 StorageLinkのGUIでSMYの構成変更がされるように管理権を手放しておきたい
などなどです。

2009年10月8日木曜日

XenServerからSMYにiSCSIログインするための設定

より詳細についてはデータコアのTB15を参照してほしいのですが
( http://datacore.custhelp.com/cgi-bin/datacore.cfg/php/enduser/std_adp.php?p_faqid=578 )


XenServerのGUIでiSCSI接続を行ったときのログイン状態は一時的なものですぐログオフするためSANmelodyでチャネル登録をする手順が煩わしいので下記方法がよいのではと思い紹介します。

■SANmelodyにXenServerのiSCSI initiatorチャネルポートの登録を行うときには、一部コマンドを実行することで容易にできます

●XenServerのコンソール上で以下コマンドを実行
(例:接続先IPを192.168.1.111としたとき)
○ iscsiadm -m discovery -t st -p 192.168.1.111
 当該サーバ、192.168.1.111のiqn名を確認

● iSCSIターゲットにログイン
○ iscsiadm -m node -T iqn.xxxxxxxxxxx -p192.168.1.111:3260 -l
○ または、iscsiadm -m node -L all

この時点でSANmelodyへiSCSIログインがされますので、アプリケーションサーバでチャネル登録を行う。


[補足]
● iSCSIターゲットからログオフ
○ iscsiadm -m node -T iqn.xxxxxxxxxxx -p192.168.1.111:3260 –u

2009年9月29日火曜日

Windowsのセキュリティパッチは頻繁にあてない

データコアとしてはWindowsはサービスパックレベルでのサポートで
  - セキュリティパッチなどはあてないでください
  - 自動更新はしないでください
と伝えています。

FAQのID839で文章で紹介されています

Answer Title: Best Practice: Microsoft Service Packs, updates and Hotfixes Answer Link: http://datacore.custhelp.com/cgi-bin/datacore.cfg/php/enduser/std_adp.php?p_faqid=839


英語ですが....



因みに2009年9月29日現在ではSMY3.0の対応OSは
Windows2008 SP2(32bit,64bit)
です。
Windows2008 R2は未サポートです。

2009年9月24日木曜日

ESX4.0 での認定状況

6月30日のBlogでESX4.0での認定状況をご連絡いたしましたが、続報です。今週ようやくSANmelody3.0でのiSCSIが認定されました。これにともない、SANsymphony7.0、SANmelody3.0においてFC、iSCSI双方がEXS4.0のHCLに掲載されたことになります。Vmwareのコンパチビリーティ製品掲載ホームページは下記のとおりでございます。
http://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php?action=search&deviceCategory=san&productId=1&advancedORbasic=advanced&maxDisplayRows=50&key=DataCore&release%5B%5D=13&datePosted=-1&rorre=0

2009年9月17日木曜日

無制限ライセンスで管理できる物理容量は?

実際に一台のSANsymphonyで管理できる物理容量はどのぐらいか?
ライセンス的にはUnlimited(無制限)となっているけど上限は?

そのオフィシャルな答えは製品仕様として
1PB物理容量管理 / 一台のSSYノード
になります。



でも、SE的には実案件で一台のSSYで1PBも管理する構成はないと思います。



SSYでリージョンを構成した場合は何PBまで管理できるのか?
製品仕様という意味では
 1PB x SSYのノード数
になります。


因みに日本での実績という観点からは
1台のSSYが76TB管理している! という事例があります。
そのお客様は近いうちに物理容量が100TBにも達する勢いだそうです。


SANstepper

2009年9月14日月曜日

トレーニングスケジュール

直近のトレーニング開催場所が決定いたしました。また、下記トレーニング最新情報もあわせてご覧ください。

従来のトレーニングに加え、期間限定1Dayスペシャル・ハンズオン・セミナーを開催いたします。 内容はSANmelodyの説明と評価ガイドにもとづいた評価方法をご説明いたします。参加費用は 無料ですので、SANmelodyにご興味をお持ちの方は、お気軽にご参加ください。なお、当セミナーと認定試験とは関係ございません。

まことに勝手ながら11月11日からのMEL205はキャンセルとさせていただきました。11月18日からのMEL205のご検討をいただきますようお願いいたします。 なお、今回からのMEL205iではFCでの実習は含まれておりません。iSCSIのみでの実習となります。

期間                  コース名  定員  空き状況 会場
9月15日(火)             DC 102  10   満席  小舟町ビル
9月18日(金)            1 Day    6  募集中  小舟町ビル
10月7日(水)~10月9日(金)  MEL205i 8   募集中  MKスクエア
10月16日(金)           1 Day    6  募集中  小舟町ビル
10月20日(火)           DC102   10  募集中  小舟町ビル
11月18日(水)~11月20日(金)MEL205i 8   募集中 IPinovations
11月25日(水)           DC102   10  募集中   未定
12月15日(火)           DC102   10  募集中   未定

会場
小舟町ビル 
http://japan.datacore.com/about_datacore/about_offices.asp

MKスクエア     
http://www.mksquare.com/company/access.html

IP inovations
http://www.ipii.co.jp/service/place.html


なお、トレーニングの定員を大幅に下回る場合、勝手ながらトレーニング開催をキャンセルさせていただく場合がございます。あらかじめご了承のほどお願い申し上げます。トレーニングの内容につきましては弊社ホームページをご覧ください。http://japan.datacore.com/training/training_schedule.aspトレーニングに関するお問い合わせは、弊社またはディストリビュータ様にご連絡いただきますようお願い申し上げます。

2009年9月1日火曜日

DataCore UtilitiesがWindows2008でサポートされない

Windows2003まではサポートされていたDataCore Utilities(無償のツール)で

- キャッシュ上のデータをディスクに吐き出すコマンド
- ディスクデバイスをマウント、アンマウントするコマンド

をサポートしていました。



Windows2008がアプリケーションサーバであれば、今後はMSで紹介されているコマンドを用いる必要があります。

例えば、キャッシュ上のデータをフラッシュするコマンドで
  Syncコマンド
があります。

こちらからダウンロード可能です。
http://technet.microsoft.com/en-us/sysinternals/bb897438.aspx

2009年8月17日月曜日

AIMのデスティネーションボリュームをオンラインに

AIMのセット組んだ後に、AIMデスティネーションボリュームのスナップショットを取得してデータを確認したら、うまく取得できてないということを経験するかもしれない。


そこで確認してほしいのが
AIM Destination volume に登録したVvol(仮想ボリューム)が "オンライン" になっているか確認してほしい。
(実はSSY6.0/SMY2.0とWin2k3の組み合わせでは不要な操作なのですが...)


Windows2008のサーバマネージャー -> 記憶域 -> ディスクの管理
で当該VvolがAIM Destに登録された際に表れる。
これを オンライン 且つ 初期化しない
状態にする必要がある。

2009年8月8日土曜日

ストレージサーバ間をファイバチャネル直結でミラーパスを構成する

よくある構成です。

SMYをインストールするとDataCoreドライバが自動でインストールされて、FC HBAがターゲットモードとして動作するから成せるワザ。


ただし、Emulex-Emulexで直結すると問題があることがあります。

Qlogic-Emulex または Qlogic-Qlogicであれば問題はありません。



テスト環境だとアプリケーションサーバ - ストレージサーバ 間をFC直結することもあると思います。
同様にEmulex(SMY上)-Emulex(アプリケーションサーバ上)だとSMYから渡しているディスクが認識できない(=デバイスマネージャー上のディスクに表れない)ということがあります。
上記と同様の問題が起因していると思われます。

2009年8月6日木曜日

NMVプールの最大管理容量とSAUの関係

SAU(ストレージ アロケーション ユニット)のサイズによってプールの最大容量が変わってくる。

SAUサイズ  プールのサイズ
4MB 16TB
128MB 512TB

つまり管理テーブルとして4,000,000あるので、
 SAUサイズ * 400万
でプールの最大サイズが計算できる。


因みにSAU(チャンクと表現されることもある)とはプールに参加するディスクリソースが初期化されたときに細分化される単位。
シン・プロビジョニング機能を使用する場合この単位で消費されていく。(別な言い方をすると、当該仮想ボリュームに割り当てられていく)


SAUはディスクのブロックから構成されており、小さなブロックIOがSAUを全て占有するわけではないことに注意。

2009年8月5日水曜日

SANsymphonyの下にSANmelodyをつなげた場合の管理容量は?

もし、SANsymphony(SSY)に接続するストレージとしてSANmelody(SMY)を接続したらどうなるの?


「大体そんなことできるの?」
  ->  できます


「SMYですでに管理容量に対してライセンスを払っているのにSSYにLUを渡すことで二重に費用がかかる気がするんですけど...」
  - > 実はSSYがSMYからディスクをもらった場合、SSY上での管理容量としての容量に換算されません


何だか、裏技っぽい感じのする内容ですが上記のとおりです。



因みにSSYには8TB、16TB、無制限の3種類のライセンスがあります。

2009年8月4日火曜日

WindowsのCAL数は?

DCSAのトレーニング中に頻繁に尋ねられる質問でもあります。
SANsymphony(SSY)やSANmelody(SMY)、そのものではないですが、


今日現在はマイクロソフトにお尋ね頂くのがいいと思います。
MSのサイトにはWindows Server 2008におけるCALについての説明が下記にあります。
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/client-licensing.mspx

2009年8月3日月曜日

SANmelody3.0 update1のインストールについて

2.0の時代はPSPとかUpdateはベースのインストールの上に被せるようにインストールする必要があったのですが、3.0から完全に違います。



最近、Update1がリリースされましたがこのバイナリからいきなりインストール可能です。
既にSMY3.0がインストールされている場合は、

Update1のsetup.exeをクリックすると
 アンインストール(その際に構成情報が自動で保存されます)
されて、もう一度
 setup.exerをクリックしてインストール
という手順になります。

2009年7月31日金曜日

海外地方都市でデータコア製品導入が続々と導入される

最近のデータコア本社でのプレスリリースの中に2件地方都市行政機関の導入事例が掲載されました。調べてみるとそれ以外にも地方行政機関に数多く使われているようですので、こちらで紹介させていただきます。

まず最初は米国ロサンゼルスとサンフランシスコの間にあるアタスカデロという地方都市です。同都市では主たる業務をコンピュータで管理しており、IT部門はデータが指数的に増大している環境にありました。その中でいかに信頼性とユーザへのSLAを確保し、災害対策を行うかが課題でした。もちろん、データの増加に伴うディスクの増設時にシステムを止めずにおくというのは必須事項でした。また、コスト面では現状のサーバを刷新する予算はありましたが、冗長化する、災害対策をするといった、それ以上の予算はなかったそうです。そこでデータコアのSANmelodyが採用されました。システムはvmware社製品を使い22の仮想サーバが6台の物理サーバ(HP DL360)で動いているそうです。アプリケーションはファイルサーバ、ユーザーディレクトリ、SQLデータベース、Exchange等があがっています。それらの環境でSANmelodyを使い、冗長化、災害対策、コスト削減(ディスク利用率の向上)といった必要事項をすべて実現したそうです。
http://www.datacore.com/pressroom/pr_live.asp?date=07/22/2009

次の事例は米国コネティカット州のサウス・ウィンザーです。同都市ではvmwareとデータコアを導入する前はExchange用に一台、ウィルススキャン用に一台、データベース用に一台といった具合にひとつのアプリケーション毎にサーバを立てており、それぞれテープでバックアップを取っていました。同都市のITディレクタはSANの必要性は感じていたものの、ベンダーからの見積もりは2500万円にものぼり、予算の総額である1250万円をはるかに超えたものでした。そこで彼らは予算内でvmwareのライセンスとSANmelodyのストレージサーバ3台を購入しました。また、コスト削減のため既存の機器も再利用したそうです。2台のSANmelodyは別々のビルに設置されファイバーチャネルにより同期モードで接続されています。また、もう一台は遠隔地に設置され非同期モードで接続されているそうです。それにより、ストレージの冗長化、災害対策を実現することができました。
http://www.datacore.com/pressroom/pr_live.asp?date=07/08/2009

地方都市行政機関での利用は他にも多く、米国では40を超えており、一番多いドイツでは57に上ります。またアジアでも、お隣の韓国では7つの都市で利用されています。日本では地方行政が何かと話題に上っていますが、サーバ、ストレージの仮想化の面でも取り上げられることがあればと思っております。

2009年7月29日水曜日

SANmelodyからSANsymphonyへのアップグレード

2つの柱となる製品があることの認知は高まってきている。妙に覚えやすい名前だからでしょうね。

略してSMY、SSYと表現されることが業界内では多いようだ^^;



SMY3.0からSSY7.0にアップグレードする方法はあるのか?

ライセンス的には差額を払えばいいんだけど、
じゃSMY3.0上で構築されたデータをSSY7.0に移行したいけどどうすればいいのか?

SEは基本的にシステムの作りなおしだと紹介している。
が、方法がないわけでもない。


それはSSYのオプションである"プロキシボリューム"を使う方法。SMYで構築されたデータストレージをSMYごとSSYの配下に置いてしまうという賢い技。

この発想はディスクアレイのお引っ越しと同じ。なのでSSY配下に移行用の新規のディスク(またはディスクアレイ)が必要。


考えてみたら、SMYは32TBまで管理できるので、この容量を超えてくる頃にはバックエンドのストレージも最新且高速なものに取り換えたいという時期なのかもしれない。
SMYにつながっていたディスクはSnap用、DR用など有効活用もできる。

DCIEのハンズオントレーニングの後の修了証と認定証

DCIE取得のためのトレーニングにSYM205またはMEL205というコースがあるのですが
3日間のハンズオントレーニングを終えると後日カッコいい額縁入りの英語書きの"証"がデータコアから送られてきます。

これは "修了証" であって、認定への道のりはまだ遠い。

"認定証”を受け取るためには、上記トレーニングの後で
- 実際の環境(またはラボ)でHAまたはDR以上の構成で実際に構築
- この構築に前後してしかるべきドキュメントの提出(DCIE Installation and Test Plan Documents)
が必要になる。

これらがすべて終わると、晴れて念願のDCIE(データコア認定インプリメンテーションエンジニア)になれる。

今日現在は日本に2名しかいないらしい。でも、最近ポピュラーになってきているので年内には25名ぐらいになるのではと予測されている!

2009年7月28日火曜日

UPSと連携するコマンドDcsUpsEventの入手方法

DCSAやDCIEのトレーニング中にも強調しているのが
ストレージサーバにはUPSを必ず付けて下さい
ということ。
いまどき、安価なものだと1万円前後でデスクトップ用のUPSが購入できるようですね。

やはり、ストレージサーバ上のキャッシュデータを保護するためにUPSを考慮する必要があります。

最新のSSY7.0とSMY7.0では DcsUpsEventコマンドがインストールパッケージに同梱されていないため、データコアのサポートサイトからダウンロードする必要があります。

FAQのAnswer IDは705です。

こちらのリンク内からZipファイルがダウンロードできます。

http://sanmelody.custhelp.com/cgi-bin/sanmelody.cfg/php/enduser/std_adp.php?p_faqid=705&p_created=1078271613&p_sid=OObObWDj&p_accessibility=0&p_redirect=&p_lva=&p_sp=cF9zcmNoPTEmcF9zb3J0X2J5PSZwX2dyaWRzb3J0PSZwX3Jvd19jbnQ9NSw1JnBfcHJvZHM9MCZwX2NhdHM9MCZwX3B2PSZwX2N2PSZwX3BhZ2U9MSZwX3NlYXJjaF90ZXh0PXBvd2VyIGZhaWx1cmU!&p_li=&p_topview=1

2009年7月19日日曜日

デバイスマネージャー上での操作がうまくいかない

SMY2.0での操作に慣れているとSMY3.0(Win2k8)上でハマることがよくあります。


例えば"デバイスマネージャー"や"ディスクの管理"あたりに変更を加えようと思う場合、どこから開きますか?


SMY2.0に一度慣れた私は画面右下のタスクバーにあるSMYのアイコンをクリックしてデバイスマネージャー上のHBAのドライバをDataCoreドライバに入れ替え用としました。

なんだか、うまくいかない!勝手が違う!!と。




Windows2008上のSMY3.0の場合はWindows周りの操作は
スタートメニューから 
"コンピュータの管理" や "サーバマネージャー"
から行いましょう。


あ、メロディの操作に戻るときは上記で開いたMMS(マイクロソフト マネージメント コンソール)を閉じることを忘れずに。

2009年7月17日金曜日

調査会社IDCのレポート

仮想化が進む中、ストレージをどのようにするかが大きな課題になっています。これはもちろん日本だけの現象ではなく、各国で同様な議論が行われているようです。それに関し、IT調査会社のIDCがEMEAでレポートを出していますのでご紹介いたします。

IDCヨーロッパでストレージ・ソフトウェアとサービスを担当しているCarla Arend氏によりますと、仮想化を推進している企業は以下の利点を得ているとのことです。
・ 効率化とコスト削減:サーバやストレージの利用効率を向上させIT環境のコスト削減と効率化を図る。
・ 保守管理の単純化:ヨーロッパの顧客では仮想化により、計画保守を見直しダウンタイムの削減をしているそうです。また、ピーク時の負荷を分散させ、性能劣化を防いるとのことです。
・ 可用性の向上と災害対策:仮想化により2つの利点が得られたそうです。統合によりDRサイトに置く機器が少なくなった。サイトに置く機器を同じものにする必要がなくなった。この2点で災害対策にかかるコストが飛躍的に削減されました。

では仮想化を導入する際に出てくる課題とはどのようなものなのでしょうか。
・ 共有ストレージの必要性:仮想マシーンや仮想デスクトップが自由にハードウェア間を移動するためには共有ストレージが必要です。それには一般的にSANが使われています。
・ すべてを接続すると:仮想化されていない環境ではストレージの障害や性能劣化は特定の環境にのみ影響を与えますが、仮想化された世界では全体に影響を与え、深刻な問題となります。
・ 想定外のコスト:仮想化プロジェクトを始めた際、驚かれるのがこの問題です。仮想化により期待できるコスト削減に対し、初期投資にかかるコストがかかりすぎる点です。特に共有ストレージには多額の投資が必要となっています。

上記の課題が見つかると、多くの企業では以下のように反応しています。
・ より機能を絞った機器を導入する。しかしながら、それによりダウンタイムやボトルネックの頻度が増えます。
・ 仮想化プロジェクトそのものを延期し、ストレージ仮想化のコストが安くなるのを待つ。
・ 予算の枠組みにおさまるよう、プロジェクトを縮小させる。

IDCでは上記の問題に対し、ストレージ仮想化ソフトウェアを提案しています。既存の機器を使いながらもSANを堅牢にする方法です。ハードウェアから独立したアプローチにより可用性、性能、プロジェクト・スケジュールに影響を与えることなく仮想化を支援します。レプリケーション、スナップショットといった機能が異機種混在環境でメーカやモデルの壁を越え、使うことができます。重要なのはそれによりコストも削減できることです。

ストレージ仮想化ソフトウェアを選ぶポイント:
・ 既存のハードウェアが使えるか:ハードウェアを新規導入、取り換えるだけでなく、既存の機器をも使うことでコストの削減が図れます。
・ 多様化:古い機器、新しいアレー、また異なるブランドの機器を混在させた場合、異なる性能や可用性のニーズにどう答えるか考えなければなりません。それらを中央で集中管理する必要があります。それには一社のベンダーに標準化するかソフトウェアのレイアで同種類のストレージをプールするかです。
・ 性能:ある種のソフトウェアは単にI/Oの行き先を変えているだけです。それにより性能が遅くなります。より高度な仮想化を行うとSAN全体にわたるキャッシュを使い、I/Oボトルネックをなくします。
・ ライセンシング:データの増加パターンやアップグレードの計画にもよりますが、導入時には最も適切なモデルを決める必要があります。キャパシティー・ライセンスはその後、キャパシティの伸びに基づき、ライセンスのコストを見積もるのが容易です。特定のハードウェアと直結したラインセンスではそのプラットフォームが老朽化すると使えなくなってしまいます。

IDCの推奨:
・ ストレージ仮想化ソフトウェアとしてハードウェア・ベンダに依存しないものを推奨します。将来にわたり機器選定の自由度が増します。
・ 選ぼうとしているストレージ仮想化ソフトウェアが物理サーバ、また競合しているサーバ仮想化ソフトウェアでも使えることを確認してください。そうしないと将来IT環境がまた分断されてしまいます。

英語でのオリジナルをご希望の方は以下のサイトよりダウンロードしてください。
http://www.datacore.com/pressroom/pr_industry_analysts_reports.asp

2009年7月9日木曜日

Xen Serverでの認定状況

Xen Serverにおける、SANsymphony,SANmelodyの認定状況ですが、以下の通り、5.0、5.5の双方で認定されております。

http://www.citrix.com/ready/partners/datacore-software-corporation/products/datacore-sansymphony

http://www.citrix.com/ready/partners/datacore-software-corporation/products/datacore-sanmelody

上記Citirix様Web PageからCitrix Compatibilityのタブをクリックし、ご確認ください。

DataCore製品はXen Serverでもご安心してお使いいただけますので、よろしくお願いいたします。

Set MirrorでHAを組むボリュームが見えてこない

これもわりとよく聞く質問ですね。

1. ミラーパスが正しく構成されていない
2. 対象にできるvolume(ボリューム)が存在しない


のどちらに当てはまることが多いです。

とくに2.ですが全てVvol(仮想ボリューム)にしてしまっているケースが見当たります。
Set Mirrorをする際には相手側をVvolの一つ手前のVolumeに留めておく必要があります。


HA構成を組めるということは、何かしらのライセンスをお持ちですよね。
そうであれば、データコアのサポートにこの手の質問はできますね。。。

2009年7月7日火曜日

海外導入事例(富士フィルム)

英国で富士フィルム様の現地法人が弊社製品SANmelodyをご利用いただいたとのニュースがありました。

http://www.byteandswitch.com/storage/storage-management/fujifilm-uk-focuses-on-datacores-sanmelody-for-storage-virtualization-cost-savings-and-disaster-reco.php

それによりますとFUJIFILM UKはSANmelody2.0を3台ご利用になり、12 x 146GbのSASディスクをそれぞれのサーバ(HP ML370 G5)に接続されています。2台はHA構成でもう1台は5マイル離れたDRサイトにあり10Mb LANで接続されています。SANmelodyは4台のVMwareサーバ上の12の仮想サーバをサポートしています。プロジェクトは2008年3月に始まり、2か月ですべてのアプリケーションが12の仮想サーバ上に移行されたそうです。この構成により、災害対策は2~3時間で切り替え操作が完了したとのことです。また、HAの導入により、パッチを当てる、あるいは新しいアプリケーションを導入するのが容易になりました。その管理の容易性により、年間750万円から1000万円ほどの経費が削減されたとのことです。

また海外でのよい事例があればこちらで紹介させていただきます。

2009年7月6日月曜日

iSCSIでミラーチャネル(ミラーパス)を設定するには

SMY(SANmelody)の両ノードでWindows2008上のiSCSIイニシエータを有効にして、両マシンともにSMYサーバ上でiSCSIへログインする必要がある

*Win2003上でSMY2.0を使うならMicrosoftのサイトからiSCSIイニシエータをDLしてインストール

パートナーを組む際にネットワークで互いに通信しているからと安心してしまい、ミラーパスもできているものと思い込み、
見落としがちになる設定かもしれない。ココは注意点。

ハンズオントレーニングでFCでミラーパスを練習していると、余計に気付きにくくなる。
因みにDCIE(データコア認定インプリエンジニア)になるための最後の関門であるドキュメント作成ではiSCSIイニシエータのチェック項目が入っている。