2009年11月12日木曜日

管理容量の考え方

SANmelodyではサーバごとにその配下に管理される容量でライセンスを購入することになります。
例えば、SANmelodyをHA構成で導入したい。それぞれのMelody配下に2TBの物理リソースを管理したいならば
 ES3(2TBの物理リソース)
を2本必要とします。
SANmelodyサーバ1には 2TBの物理リソース
SANmelodyサーバ2には 2TBの物理リソース


ところでSANsymphonyでHA構成をする場合はリージョンワイドでの管理容量になります。
例えば8TB管理と16TB管理できるラインセンスを購入した場合、都合24TBになるので
 SANsymphonyサーバ1には 12TBの物理リソース (こちらには8TB管理のライセンスがある)
 SANsymphonyサーバ2にも 12TBの物理リソース (こちらには16TB管理のライセンスがある)
という構成が組めます。


つまりSANmelodyでHA構成(パートナ)を組んでも管理容量はシェアできないですが、SANsymphonyでは管理容量がシェアされることになります。
(SANsymphonyではリージョン内に一台でも無制限容量ライセンスがある場合、すべてのノードでUnlimitedのライセンスを購入する必要があります)



因みに管理容量としてカウントされるのはSANmelodyやSANsymphonyの管理下に入るタイミング、一番単純なのはプールにディスクをアサインした瞬間からともいえます。(またはパーティションボリュームをProtectした時から)
従って、上記のSANmelodyサーバのES3の例でみると、
 SANmelodyサーバ1に物理的に10TBぐらいディスクの管理から見えていても構わない。
 単にプールにディスクリソースを2TBまでしか参加させられない
ということです

0 件のコメント:

コメントを投稿