2010年1月21日木曜日

1PBのバーチャルボリュームを作成するにはPSP3

PSP3がリリースされました(今日時点ではPSP3 update1が最新です.. SANmelody 3.0.3.1)。 PSP3で機能拡張されたひとつがな!なんと1PBのバーチャルボリュームです。
(当然SANsymphony7もPSP3が出ました)


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既存のリビジョンからアップグレードする際はリリースノートなどを見てアップデート手順の確認を確実にして下さい。

また、PSP3からNMVプールに参加するディスクはWindows上で初期化の際にMBRではなくてGPTにする必要があることも注意点です。
FAQ1313にこの詳細が記載されています

PSP3からはバックエンドディスク、つまりプールに参加できるディスク(LUN)もPSP2までの2TBの制限がなくなり1PBまでのディスクをプールに入れることができます。
(1PBのLUを作れるディスクアレイなんて2010年1月時点では存在ませんが...)


つまり、1PBのLUをサーバに渡せるストレージはデータコアが世界初!



Virtual Volumeのプロパティで1PBを指定した様子

※ALUAの設定もVirtual Volumeのプロパティからチェックボックスを有効にすることで可能です。
(ALUAについては後日、更にブログで紹介します)


1PBのVirtual Volumeをマッピングした様子




Windows Server 2008から1PBのディスクを認識した様子



但し、Windows Server 2008の64bitではOSの制限で最大256TBまでのパーティションになりますのでご注意ください。 また、VMware vSphere4では2TBより大きいサイズのLUNを認識できないので今後の拡張を待つ必要がありそうです。

※2TB以上のバーチャルボリュームを使用する場合の注意点はNPP(Non-Page Pool)システムメモリを消費するサイズが大きくなります。 詳細はTechnical Bulletin7を参照ください。

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