SANmelodyやSANsymphonyのシステム管理者はプール容量の監視が必須です。しきい値を超えたときに、システムログにdcsvlvが一度しか警告されません。
見落としがあると行けないので、プールのしきい値を超えたら1%(2%、5%でも構いませんが)ごとに警告のログを上げたいと思われる方も多いと思います。  
そこで WaterMarkStep の設定でこれを実現できます。GUIからは設定できず、レジストリを編集することになります。  regeditを起動します。レジストリの編集場所はHKEY_LOCAL_MACHINE/System/CurrentControlSet/Service/DcsVlv/Parameters/WaterMarkStep  
下記の図のようにプールIDごとにREG_Binaryが表示されます。この図では {acc02ab8-2a4f-11df-ac1e-080027960ed9}がプールIDです。 
プールIDはSMYのGUIのプールのプロパティで確認できます。   
 変更したい当該プールIDのREG_Binaryを編集します。
変更したい当該プールIDのREG_Binaryを編集します。   
下記の図の例ですとしきい値を超えた後は1%ごとにイベントがあがります。     ※注意点ですがこの設定の後に一度、DataCore Startサービスを再起動する必要があります。
※注意点ですがこの設定の後に一度、DataCore Startサービスを再起動する必要があります。 
HA環境でないとアプリサーバからのI/Oを止めてしまうので、運用に気をつけてください。   
では快適なプール管理でSANmelodyを活用ください!
 
 
 
            
        
          
        
          
        
昨年の末より営業向けのDCSP(データコア認定セールスプロフェッショナル)の認定資格も開始しました。DCSP認定者は36名です!
DCSA認定者は97名です!! DCIE認定者は14社26名になりました!!3冠を達成した認定者が8人になりました!!!
テストを受けておられない受講済みの皆様、健闘を祈ります!
2010年9月18日-----DCIEとしての認定資格はデータコアの然るべきトレーニング SYM205 (SANsymphonyのコース)
 MEL205 (SANmelodyのコース)を受講後にシャドウエンゲージメントとよばれるラボで模擬環境を構築して、しかも本番さながらのドキュメント提出(構成設計書みたいなもの)が必要なのでしきいが高いのかもしれない。あ、受講費用もハードルを上げているのかも。しかし、ブロックレベルでのストレージ仮想化に着目が集まっているのは間違いないし、仮想サーバ環境の仮想ストレージというニーズも徐々に広まっているのは資格者の推移を見ていけば分かることなのかなと。このデータコアのDCIE(データコア認定インプリエンジニア)という資格はきっと自己スキルの証明として価値のあるものに違いない!
 
 
 
            
        
          
        
          
        
ヘルプファイルで”Best Practices for iSCSI High Availability”で検索すると下記ような情報があります。当該ネットワークポートの接続のプロパティを開きTCP/IPv4以外はチェックを外します。さらにTCP/IPv4のプロパティを開き、詳細設定を開き[WINS]タブ内にある LMHOSTS を無効に NetBIOS    も無効に設定します。詳細はヘルプをじっくりとお読みください。iSCSIで使用するポートは管理用のポートと分けるのがよくある構成です。 従ってiSCSIポートはiSCSI以外の会話を無効にしましょうというのがこのプラクティスの趣旨です