2010年3月30日火曜日

プールのしきい値を超えた後はWater Mark Stepで警告を

SANmelodyやSANsymphonyのシステム管理者はプール容量の監視が必須です。

しきい値を超えたときに、システムログにdcsvlvが一度しか警告されません。
見落としがあると行けないので、プールのしきい値を超えたら1%(2%、5%でも構いませんが)ごとに警告のログを上げたいと思われる方も多いと思います。


そこで WaterMarkStep の設定でこれを実現できます。


GUIからは設定できず、レジストリを編集することになります。


regeditを起動します。レジストリの編集場所は
HKEY_LOCAL_MACHINE/System/CurrentControlSet/Service/DcsVlv/Parameters/WaterMarkStep
下記の図のようにプールIDごとにREG_Binaryが表示されます。

この図では {acc02ab8-2a4f-11df-ac1e-080027960ed9}がプールIDです。
プールIDはSMYのGUIのプールのプロパティで確認できます。



変更したい当該プールIDのREG_Binaryを編集します。



下記の図の例ですとしきい値を超えた後は1%ごとにイベントがあがります。



※注意点ですがこの設定の後に一度、DataCore Startサービスを再起動する必要があります。
HA環境でないとアプリサーバからのI/Oを止めてしまうので、運用に気をつけてください。


では快適なプール管理でSANmelodyを活用ください!

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