2009年7月31日金曜日

海外地方都市でデータコア製品導入が続々と導入される

最近のデータコア本社でのプレスリリースの中に2件地方都市行政機関の導入事例が掲載されました。調べてみるとそれ以外にも地方行政機関に数多く使われているようですので、こちらで紹介させていただきます。

まず最初は米国ロサンゼルスとサンフランシスコの間にあるアタスカデロという地方都市です。同都市では主たる業務をコンピュータで管理しており、IT部門はデータが指数的に増大している環境にありました。その中でいかに信頼性とユーザへのSLAを確保し、災害対策を行うかが課題でした。もちろん、データの増加に伴うディスクの増設時にシステムを止めずにおくというのは必須事項でした。また、コスト面では現状のサーバを刷新する予算はありましたが、冗長化する、災害対策をするといった、それ以上の予算はなかったそうです。そこでデータコアのSANmelodyが採用されました。システムはvmware社製品を使い22の仮想サーバが6台の物理サーバ(HP DL360)で動いているそうです。アプリケーションはファイルサーバ、ユーザーディレクトリ、SQLデータベース、Exchange等があがっています。それらの環境でSANmelodyを使い、冗長化、災害対策、コスト削減(ディスク利用率の向上)といった必要事項をすべて実現したそうです。
http://www.datacore.com/pressroom/pr_live.asp?date=07/22/2009

次の事例は米国コネティカット州のサウス・ウィンザーです。同都市ではvmwareとデータコアを導入する前はExchange用に一台、ウィルススキャン用に一台、データベース用に一台といった具合にひとつのアプリケーション毎にサーバを立てており、それぞれテープでバックアップを取っていました。同都市のITディレクタはSANの必要性は感じていたものの、ベンダーからの見積もりは2500万円にものぼり、予算の総額である1250万円をはるかに超えたものでした。そこで彼らは予算内でvmwareのライセンスとSANmelodyのストレージサーバ3台を購入しました。また、コスト削減のため既存の機器も再利用したそうです。2台のSANmelodyは別々のビルに設置されファイバーチャネルにより同期モードで接続されています。また、もう一台は遠隔地に設置され非同期モードで接続されているそうです。それにより、ストレージの冗長化、災害対策を実現することができました。
http://www.datacore.com/pressroom/pr_live.asp?date=07/08/2009

地方都市行政機関での利用は他にも多く、米国では40を超えており、一番多いドイツでは57に上ります。またアジアでも、お隣の韓国では7つの都市で利用されています。日本では地方行政が何かと話題に上っていますが、サーバ、ストレージの仮想化の面でも取り上げられることがあればと思っております。

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